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「脳のクセ」その3 ~保護者のかたとのメールから引用~

以下保護者の方とのメールからの引用です ~~引用スタート~~ お世話になっております。明桜学舎です! そうですね、思考が苦手というよりは 「避ける」傾向がありますね。 たとえば Aの方法~5秒でできるけれども間違える可能性が30%ある解きかた Bの方法~10分かかるけど絶対に正解している自信のある解きかた A,Bの解きかた2種類があったとするとAを選ぶことが多いかなと…。 ですので、Aのやりかたを封じる(間違えたら居残り、宿題2倍などの条件をつける)と かなりの確率で正解します。 先日も完全解答チャレンジで難しい問題を解き切りました。 (簡単な問題であっさり間違えてましたけど。笑) AとBのどちらを取るかは結局「クセ」のようなものです。 普段からBを選択する「クセ」がつくと理系問題が爆発的にできるようになります。 今でもトップ高合格の力は充分ありますが、 この部分がしっかり根付いてくれると来年は安心して見ていられるのにと思っています。 さてそれではどうやって「思考力・推理力」をつけていくか… 一番手っ取り早いのが中学受験の問題や公務員試験の思考・推理力を試す問題を 方程式無しで「図」を用いて解いていくトレーニングです。 (解き方を習うのではなく自分で試行錯誤しながら数的センスと数量感を磨いていきます) 家で中学入試用の思考力トレーニングの問題集を 赤鬼特訓では思考力を要する入試レベルの問題をやるというのではどうでしょうか? ご検討のほど宜しくお願いします。 ~~引用ここまで~~ あとがき ご家庭の協力があって頑張っていけています。 感謝です!

「脳のクセ」その2 ~脱ゆとり教育から見えるもの~

ぎゅうぎゅうの小学算数 西野・福井あたりは本格的な「雪」ですね! 今年は(も)雪が少ないことを祈ります。 さて、小学生の算数… ほんと「ぎゅうぎゅう」ですね。 低学年のうちは家で「ママ塾」をされて 自分の子を教えている方も少なくないと思います。 そんな時にしばしば直面するのが 「え!?なんでこれがわからないの?」 「さっきは出来ていたのに…」 「ちゃんと考えていないのかな?」 などなど 実はそれ、 「数のイメージ」が出来ていないせいかもしれません。 算数は教えられたとおりにやるだけでも「そこそこ」いけます。 ですが、自分で試行錯誤できるようになると「爆発的」にできるようになります。 自分で試行錯誤できるようになるためにはまず 「数のイメージ」が必要になってきます。 脱ゆとり以降「イメージ」がなく「やり方」だけが頭に残っている子が増えた気がします 足したら増える、引いたら減るなど 当たり前のことですが「自分で試行錯誤をして答えまでたどり着ける」ところまで 学習内容を見直すことが意外と最短距離かもしれません。

寝ぐせよりも「脳」のクセを直そう

インフルエンザは下から登ってきますね。 手稲東中はひと段落 西野中は今がピークでしょうか? 12月中には福井野中にもはやりそうですね 12月インフルエンザで休養した(しちゃった)子は 冬期講習でがっつり取り戻しましょう!! さて中3は受験モードに突入し まさしく「鬼」のように勉強しまくるのですが 1~2週間の特訓でSS60楽勝超え、時にはSS70も突破なんて子もいれば、 一方ちょっとは上がったかな?ぐらいのもいます。 その大きな違いは「気付き」の力の差です。 説明を聞いていても、問題を解いていても 気になったことを考える、調べる、質問する この「脳」のクセが大きく影響しています。 いわゆる読解力も下の記事で書きましたがまさしくそのものです。 https://empmeio.blogspot.com/2019/11/blog-post_15.html できればこの「脳」のクセを小学校時代に付けてあげたいと常々思っています。 子どもは素直です 「この問題はこう解け」「これはこういうものだ」と押し付けてしまえば思考は停止します。 なにも考えずに言うとおりにしようと頑張ります。 そしてそれが「勉強」だという「クセ」が付きます。 「自由に考えていいんだ」「間違えてもいいんだ」という試行錯誤の「クセ」をぜひ身に付けさせたいですね。

北海道公立高校入試 2020年度予想

西野・福井は毎年ですが雪が早めに降りますね! 今年はどれくらい「雪かき」で汗を流すでしょう… さて、今回は引き続き高校入試をぶった切ってやろうと思います。 今年の高校入試は数学・理科と大分簡単になりましたね 札幌南・札幌北・札幌西・札幌東といった上位高では 道コン事務局発表の最低点で 札幌南 260点 札幌北 250点 札幌西 250点 ですので、各教科最低50点、出来れば55点ですので 誤答数でいうと2,3問といったところです。 どんな勉強をしたらよいのか? どこまで覚える必要があるのか? 去年の理科を参考に見てみましょう!! 「1」小問集合 まぁ 楽勝!でしょう 市販の問題集でも充分にカバーできます。  ただ 日食と月食、自転と日周運動のように勘違いしやすいものは  反復できるように「暗記帳」は必要かな?と思います。 「2」植物~光合成~実験の結果・観察~対照実験 これまた楽勝です。 ただし… 問題文の悪意が「ハンパないって」という感じです。 例えば問2 葉が光合成することを実験でしめすにはどうするか? 当たり前すぎて目が点になった受験生も少なかろうと思います。 また、問3(2)では比較するものが多すぎ。アルファベット多用しすぎ。 話があっちこっち飛びすぎ。 明らかに「混乱」させることを目的にした問題文になっていました。 言い換えると「混乱」しないために実験方法・結果を「まとめる」トレーニングは欠かせないといったところです。(入試レベル問題の)(2点) 「3」大地~地層~柱状図の解析 これまた楽勝! ただし柱状図の解析はx方向とy方向を別々に考える必要があり、 それに気付ける子はよほど算数の得意な子だけでしょうね。(3点) 「4」2年範囲化学~定比例~未反応の質量 問2(2)②のカルシウムが若干思い暗記内容でしょうか(1点) 問題は問3(2)③の定比例の問題です…(3点) 未反応部分の計算は定番ですがこの問題は ・手順が多い ・計算桁が爆裂 これまた計算が得意で算数スキルの高い子は 「ゴリ押し」で解いたかと思います(笑 算数センスのいい子は「割合」を持ち出して 簡単に解いたかと思います。 「5」運動